72時間生き抜く為に備蓄しておきたい食糧

72時間の壁とは

“72時間の壁“って聞いたことありますか?
内閣府の災害対策基本法の説明でも出てきますが、被災してから72時間を超えると生存率が劇的に減少すると言われています。
72時間という時間に科学的な根拠がある訳では無いそうですが、実際に淡路大震災の際には発災当日と翌日の間で、生存率が50%も減ったそうです。
さて、最低限の72時間をいきぬくために必要な食糧とはどれくらいの量になるのでしょうか。

被災してから救援物資があなたの元に届くまでは、被災してから4日目以降と言われています。
何故ならば、まずは生存者救出が最優先となり、物資を運ぶ事は二の次になるからです。
また、物資を運ぶためにインフラの復旧が必要となります。
なんとか交通機関が動き出しても道路は大混雑に大混乱、ようやっと支援物資が到着しても傷病人や子供・老人などの身体的弱者が優先されますし、更には人口密集地で被災人数が多い場合、物資はどれほど必要になるでしょうか。

私は果たして被災地の劣悪な環境下で何も口にせず、支援が届くのを待ち続けられるでしょうか。
最低限でも72時間、心身ともに健康に生き抜くために、どれだけの量を準備するべきか考えておく必要があるかと思います。

必要な飲料水の量は?

まず、人間の体は水分で60%を占めています。英語圏のサバイバル業界では「飲水無くてはもって3日」と言われており、生き抜く為にはマストアイテムとなります。
消防庁、内閣府などのガイドラインでは大人一人が備蓄するべき飲料水は一日3ℓと言われています。
この量は、一日で成人一人の体から排出される水分量(約2500ml)を目安にしており、生理的に体を維持するために必要な量とされています。
一日で3Lも飲む人はなかなか聞きませんが、生活用排水や、暑さや精神的なストレスから通常の状態とは異なった場合も想定して、万一の時の備えとしては、ガイドラインに沿って備えるべきでしょう。

3Lを72時間分(3日分)とすると計9Lが必要になり、2Lペットボトルが5本は必要となります。
私は普段から、ペットボトルを常備して普段の飲水として使用しています。賞味期限もありますから残り一箱を切ったところで発注する、といった方法で常に賞味期限が切れないように飲水を備蓄しています。
賞味期限の長いもので10年以上持つものもありますので参考にしてみてください。

さて、食糧についてですが、成人一人あたり一日に必要な摂取カロリーは1600~1800kcalと言われています。
普段の食事としてもおいしく食べることを目的に作っている備蓄食『IZAMESHI』でお野菜なども摂れるようバランスも考えてチョイスしてみました。

1日目24時間
・備蓄食 イザメシパン チーズマフィン エネルギー377kcal
・備蓄食 イザメシおかず 和風 ほっこりけんちん汁 エネルギー103kcal
・備蓄食 イザメシごはん お粥 ふわふわ玉子粥 エネルギー147kcal
・備蓄食 イザメシパン あずきマフィン エネルギー369kcal
・イザメシ IZAMESHI 煮込みハンバーグ エネルギー231kcal
・イザメシ ごはん エネルギー381kcal

2日目、42時間
・備蓄食 イザメシごはん アルファー化米 わかめご飯 エネルギー372kcal
・イザメシ IZAMESHI ぶり大根 エネルギー295kcal
・備蓄食 イザメシおかず 和風 しっかりおでん エネルギー175kcal
・備蓄食 イザメシごはん アルファー化米 五目ご飯 エネルギー 369kcal
・備蓄食 イザメシデリ おかず 和風 トロトロねぎの 塩麹チキン エネルギー280kcal
・イザメシ IZAMESHI 黒みつきなこ餅 エネルギー223kcal、

3日目、72時間
・備蓄食 イザメシごはん アルファー化米 ひじきご飯 エネルギー371kcal
・備蓄食 イザメシデリ おかず 和風 りんごが決めての生姜焼き エネルギー289kcal
・備蓄食 イザメシデリ おかず 洋風 ごろごろ野菜 ビーフシチュー エネルギー206kcal
・備蓄食 イザメシパン オレンジマフィン エネルギー371kcal
・イザメシ Deli 大豆たっぷりカレーリゾット エネルギー257kcal


【リニューアル】これならイザというときも満足できます!5年保存の非常食・防災グッズを18種類セットにした【3日間満足セット】

一日に必要な摂取カロリーを目安にメニューを考えてみたところ、結構な量が必要という事がわかりました。
『IZAMESHI』は長期間保存が効き、調理を省いた忙しいときのスピード飯として販売されていますが、災害の時だけのためには作られていない分、一つ一つの摂取カロリーは低いのでカロリーを満たすために準備すると嵩が増えますが、その分美味しさを追求していますので、備蓄しながら普段の食事として消費していくのも、食事の幅が増えて楽しいし、調理が省けて便利だと思います。

ここで紹介した『IZAMESHI』を実際これだけの量を本当にすべて食べるかどうかわかりませんが、逆にこれだけ準備しておけば、最低限の72時間には備えておけるという事がわかり少し安心出来ましたし、また、食べたい物ばかりをチョイスしたので、食べるのがなんだか待ち遠しいくらいに感じます。
(もちろん食べる機会は一生来ないことがベストですが…)
すでに備蓄している他の非常食たちの中に少しずつ『IZAMESHI』も入れていこうかと思っています。
いざという時の非常食としてはとても長けていますし、また普段でも調理が億劫な時なんかに大変役に立つと思います。