すぐにたべられる絶品おにぎり

ゆか
ゆか

災害時はいつもと違う状況なので、あまり食欲もわきませんよね。そこでいつも食べているおにぎりなど小腹をみたしてくれるおにぎりがおすすめです。

いろいろなおにぎり

おにぎりは、小さいお子さんからお年寄りの方も、みんなが大好きですよね。おいしいお塩だけで握った塩にぎりも絶品ですよね。ちなみに、おにぎり一個当たりのお米の量は約80~100g程度で、米一合(約320g)に対して3~4つ作れます。ここに親指と人差し指でつまんだ塩、約0.8g*を混ぜて握るのが「塩にぎり」です。私の実はこの塩にぎりが一番好きかもしれません。また具入りよりも腐食がはやくないことも災害時には外せない一品ですよね。


三角型

徳川家康が全国支配のために、江戸と各地を結ぶための五街道を整備したとともに、おにぎりの携行性を配慮し発達したということから、三角型は関東地方発祥と言われています。またコンビニでおにぎりといえばこの三角型が主流ですよね。

俵形

主に、関東地方で見られる俵形。関西地方では、おにぎりに「味付け海苔」が使用させれることもあり、味付け海苔が巻きやすいことから俵形が普及したといわれています。そのほかにも、京都御所の女官が「おむすび」と称して食べていたなどといった説も存在します。

円盤型

主に、東北地方でよく見られる円盤型。東北地方は日本の中でも寒く、おにぎりを冬の凍結から守るために、円盤状に握ったおにぎりを葉で包んでいたことが発祥とされています。また、東北地方の方は焼きおにぎりを食べることが多く、葉に包むことで調理しやすいというメリットもありました。我が家では、おばあちゃんのおにぎりがこの型ですよ。

丸型

一般的に九州地方に多いとされていますが、中部地方をはじめ、全国で見られる丸型。手のひらで転がすように作られる丸型は、シンプルな作り方や広まった地域から、庶民の日常食として親しまれていたようです。お惣菜屋さんなのどではこの型のおにぎりをみますが我が家ではなかなか登場しない型です。

手が洗えない時でも食べられるおにぎり

感染症予防の観点から、おにぎりを握ってみんなで食べるといったことは、これから少なくなると思います。そこで手が汚れない方法でおにぎりを作る方法をお教えします。

ラップで巻く

スタンダードな握りかたですで、ラップを使っておにぎりを握ります。ラップを引き、そこにご飯を敷き詰め筒状にになるようにおにぎりを巻いていきます。筒状のおにぎりをはさみで切って俵型にします。どのサランラップを日頃から使うかは、我が家はやはりサランラップ。値段的に安いものはうまく切れなかったりしますよね。我が家はその中でも22㎝50mを使っています。日頃からこのサランラップをご愛用しておけば問題なしですね。

サランラップ 30cm×50m ×2個 + サランラップ 22cm×50m ×2個 セット

ビニール袋で握る

災害時なんどはビニール袋を代用するのもよいです。ビニール袋中には抗菌保存袋というものがあり、雑菌を抑えて衛生的におにぎりをつくることができます。ビニール袋にご飯と塩をいれて握れば簡単におにぎりができあがります。同じビニール袋でも食品衛生法適合品であれば安心して使えるので、これも日常使いが良いですね。

オルディ 国産 ポリ袋 厚手 食品衛生法適合品 半透明 中 幅17+マチ8×長さ35cm×厚み0.015mm 湯煎調理 や 食品保存 に最適な ビニール袋 KP-HD40 40枚入

おすすめのおにぎりがこれ

災害時に、炊いていたご飯があったり、ご飯が炊ける状況であればまだよいのですが、実際は、ごはんなんて炊けない状況ですよね。そな時に大活躍するのが、このアルファ米を使用したおにぎりです。お湯またはお水を注ぐだけでおにぎりができます。また袋が三角形にはじめからなっているので、手間いらずで三角のおにぎりができあがります。また尾西のおにぎりシリーズは人気が高く、味も保証付き。値段的にも手頃なため、ハイキングのお昼ご飯や子育て世代のご家庭にもおすすめです。味は4種類あるので、是非一度試してみてください。私はわかめが大好きです。

尾西の携帯おにぎり わかめ・鮭・五目おこわ・昆布 4種類・各4食ずつ 16食セット

ちょっと豆知識

おにぎりと言ったりおむすびと言ったり、実際に「おにぎりとおむすびは一緒のことだよね?」と考えたことはありませんか?
その呼び方については地域偏差が存在するようです。通説では東日本では「おにぎり」、西日本では「おむすび」とされることが多いそうです。しかし『近代文化研究叢書3 おにぎりに関する研究』(小田きく子著)の資料によれば、北海道、関東、四国では「おにぎり」「おむすび」が拮抗、近畿は「おにぎり」が多く使うようで、中部と中国は「おむすび」を多く使うようで、九州・沖縄では「おむすび」は稀で「おにぎり(にぎりめし)」が大多数を占めているようです。また、千葉県館山市では俵型を「おにぎり」、三角形を「おむすび」と呼び、形によって呼び名を区別している地域もあるそうです。なのでこのタイトルの「すぐにたべられる絶品おにぎり」も地域によっては、「すぐにたべられる絶品おむすび」ですよね。