東日本大震災の時、震災直後から3日間は1日に1食のご飯を食べるという事も出来ない状況でした。
各避難所でも食料は不足しており、配給のおにぎりは10歳以下の子供と65歳以上の高齢者のみに半分ずつ配られるという状況でした。
3日程たった時、給水車が機能しはじめ、水だけはあるという状況の中、みんなに配られたのがアルファ米でした。
電気もガスもないのに、お米を食べることが出来たのです。
今回はその時たべたアルファ米についてご紹介したいと思います。
目次
アルファ米の業界では有名な
こちらの西尾のアルファ米は、お湯はもちろん、水をそそぐたけでご飯が出来るのです。賞味期限は5年と長期保存が出来ます。
パッケージは手で開封できるようになっているため、ハサミがなくても大丈夫。
またパッケージがスタンドタイプとなっているので出来上がったらお茶碗に移さずにそのまま食べる事が出来るのも嬉しいですね。
また中にはスプーンまで入っているという素晴らしさ!このアルファ米と水さえ用意すればいいのです。
災害時水不足だから水も貴重に使用しなければならないし、避難時であればお茶碗やスプーンを用意するのは困難です。
だからこのスタンドタイプとスプーン付きというのはとっても便利ですね。
袋を開封すると中にはカピカピのお米とわかめが入っており、内側に水をここまで注ぐという印の線が書かれています。
できた時にかけるゴマも入っていました。
水またはお湯を入れて袋のジップを閉じ、水なら60分、お湯なら15分で出来上がりです。
気になるお味は…
見た目は「ねちょっ」とした感じですが粒に若干硬さが感じられました。薄味で塩気が足りないような気もしますが、わかめの香りも感じられます。
出来上がりの量はコンビニのおにぎり2個ぶんくらい、260gということなのでご飯茶碗で大盛り1杯分といったところでしょうか。
大人でもお腹がいっぱいになる量で満足です。
炊飯器で炊いたお米の味!と言えませんが、災害時にお米が食べられるというだけで十分満足できる商品なのではないでしょうか。
アルファ米の業界では有名な
こちらは上で紹介したものと同じメーカーのもので、味は五目ごはんとなっています。こちらも賞味期限は5年です。
パッケージが手で開ける事が出来たり、スタンドタイプだったり、スプーンが入っていたりと同じ仕様でした。
中を開けるとカピカピのお米と椎茸、人参、コンニャク、油揚げ、ゴボウと5種類の具材が入っており、水をいれなくてもこの時点でふんわり五目ごはんの香りがします。
こちらもお湯とお水どちらでも作ることが可能です。
気になるお味は…
水で作ると、60分待ったとはいえやはりお米の粒に芯が残っているというより表面がちょっと固いといった食感でした。例えるなら水の分量を少なく作ってしまった五目御飯のようでした。
さらに水で作っているので冷めた五目ごはんと言った所でしょうか。
しかし椎茸やコンニャクといった具材の歯ごたえがよく、食感もあり食べごたえもあります。
少々薄味かな?とは思いますが、しっかり出汁が効いていて香りもよく、ホっとするお味でした。
こちらの商品も出来上がりは260g、ご飯茶碗で大盛り1杯分くらいあり、私にとっては、これ1つで十分にお腹を満たしてくれる量でした。
お湯で食べると表面の固さも感じられなくなり、見た目も食感もふっくらと仕上がり、あたたかくおいしく食べることが出来ます。
一袋食べれば女性なら満足できる量なので、これだけで1食として十分と言えます。
お得な12種のセットもあります
ゆか
何味から食べようか迷っちゃいますよね
尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類)