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賞味期限切れの保存食について
先日、棚の中の缶詰類を整理していたところ、賞味期限切れの保存食を発見してしまいました。しかも5年以上経過していて、どうしようか悩んだ挙句、ひとまず開けてみることにしました。
消費期限と賞味期限の違いについては、時間経過とともに急激に品質の劣化が激しい物には消費期限が設けられていますが、賞味期限というのは、長期保存が可能な商品で、賞味期限が切れたからといってすぐに劣化するというものではありません。
ですが、賞味期限切れの商品を食べるのは、自己責任の範囲になるので、出来る限り賞味期限内に消費する事が望ましいというものです。
賞味期限と消費期限について
賞味期限の切れた缶で注意するべき事
缶詰は密封後に加熱殺菌によって腐敗の原因である微生物を殺滅しています。そのため、保存状態がよほど悪くない限りは、賞味期限が切れていても、未開封であれば5年、10年、それ以上過ぎても悪くなることがなく、安全性や衛生面に問題が無いと言われています。
一方で、高温多湿な場所などの、保存に適さない環境に長期間置いた場合、たとえ賞味期限切れ前でも食品としての安全性が損なわれる可能性があるので保存場所には注意が必要です。
では、賞味期限切れでも本当に食べて大丈夫なのかをまずは、見た目で判断する方法をご紹介します。
①缶が錆びていないか?
錆びが発生していると、缶が腐食して小さな穴(ピンホール)が空いている可能性があります。そこから空気や水分と共に、微生物が侵入している可能性が考えられるので、食べるのはやめておきましょう。また錆びた金属は食品中に溶け出している可能性も考えられるので、絶対に食べてはいけません。②缶がふくらんで膨張しているなど、缶が変形していないか?
もし万が一、何かの理由で微生物が缶の中に侵入したとして、その微生物が増殖する際、ガスを発生します。そして、そのガスが缶詰内に充満し、ガス圧により缶が膨んで変形している可能性が考えられるので絶対に食べてはいけません。③缶の蓋を押して、凹んだりしないか確認する
通常、缶詰は真空状態をキープしていますが、ガスが発生していると缶が変形して蓋の部分が凹んだりすることがあります。この様な状態の場合には、食べずにすぐに廃棄処分しましょう。
ミドリ安全の『サバイバルパン』を開けてみました
この商品は、ヘルメットメーカーのミドリ安全で出している缶詰パンで、5年賞味期限の商品です。今回2012年に期限が切れたものを実際に開けてみることにしました。
賞味期限前に食べた感覚では、少々パサパサ感はあるものの、内側はしっとりしていて、しっかりとフルーツの甘みがあり、意外と一気に食べてしまいました。
ひとまず、先に記載した注意事項を確認したところ、すべてクリアしていたので、開けてみました。
開けた瞬間、フルーツの洋酒漬けのような香りが強く、一瞬ひるみましたが、恐る恐る中身を取り出してみたところ、缶の中身は大変綺麗!
パンを割ってみましたが、パンも問題なさそうに見えました。
でも最初にした臭いがとても心配、やっぱり味見は出来なかったけど、製造日から10年を経過しているのに見た目に変わりない缶の強度に大変驚きました。
さすが「ミドリ安全」と思いました。
サバイバルパン
最近のサバイバルパンは、エコパッケージなっています。持ち運びのとても楽になりました。それで保存期間が5年と、さすがミドリ安全。味も三種類、チョコチップ・ドライリンゴ・ミックスフルールがはいっています。【チョコチップ】
熱量:224.42kcal、たんぱく質:5.11g、脂質:10.51g、炭水化物:27.11g、食塩相当量:0.255g
【ミックスフルーツ】
熱量:215.14kcal、たんぱく質:4.94g、脂質:9.1g、炭水化物:28.21kcal、食塩相当量:0.265g
【ドライリンゴ】
熱量:215.24kcal、たんぱく質:4.9g、脂質:9.09g、炭水化物:28.21g、食塩相当量:0.255g
最近の保存食パンは、コンビニで買ったパンとの味の差がわかりません。
ふうんわりやわらかくて、とっても食べやすい。想像より何倍の美味しい。パサパサしていないので、
お年寄りや小さなお子さんも食べやすいです。チョコチップは、しっかりチョコの味が口に広がってきました。ミックスフルーツもほんのりフルーツの香りがして、私の一押しです。
1つに2個入りです。十分これで、朝食になりますよ。
ミドリ安全 サバイバルパン エコパッケージ 3味セット 10箱