
非常食の賞味期限がそろそろ切れそう。
そんな時、賞味期限が切れる食材はどうしたらいいかな?
捨てるのはもったいないし。
何か良い活用方法はないのかな?
そんな時、賞味期限が切れる食材はどうしたらいいかな?
捨てるのはもったいないし。
何か良い活用方法はないのかな?
備蓄していた非常食の期限が近づいたとき、食べきれない量が残ってしまうことがあります。
そのまま捨ててしまうのはもったいないと感じますよね。
そんなときに使えるのが、フードバンクへの寄付という選択肢です。
この記事では、寄付できる食品の条件と手順、そしてフードドライブとの違いまで整理してお伝えします。
この記事を読むと分かること
フードバンクとフードドライブの違い
寄付できる食品と、受け付けてもらえない食品
実際に寄付するまでの手順
寄付以外に食品を無駄にしない方法
目次
賞味期限が近い非常食は寄付できます
結論からお伝えすると、賞味期限がまだ残っている未開封の非常食であれば、フードバンクへ寄付できます。ただし団体によって受け入れの条件が決まっているため、送る前に確認が必要です。
いっぽう賞味期限を過ぎてしまったものは、原則として受け付けてもらえません。
そのため「捨てるのはもったいない」と思った時点で動くことが大切になります。
非常食の賞味期限
災害食は基本的には長期保存できるように食品が加工され、梱包されています。けれど3年から5年で賞味期限という食材が主流です。
そこで賞味期限が近くなった食材はどうすればよいのでしょうか。
種類ごとの詳しい保存期間は非常食の賞味期限は何年?種類別の保存期間一覧で一覧にしています。
フードバンクとは
フードバンクとは、企業や一般の方が、フードバンクや社会福祉協議会等に寄贈し、地域の施設や貧しい家庭をはじめ子ども食堂等で食べてもらいます。
一般市民に供与できる循環資源システムを作り、災害時には被災地に寄贈します。
備蓄品を有効活用でき、「もったいないをありがとうへ」を理念として、その活動を推進するのが設立の趣旨だそうです。
フードドライブとの違い
似た言葉としてフードドライブがありますが、この2つは指しているものが違います。| フードバンク | フードドライブ | |
|---|---|---|
| 意味するもの | 食品を集めて届ける団体・仕組み | 食品を持ち寄る活動そのもの |
| 主な担い手 | NPOや社会福祉協議会 | 自治体、学校、企業、スーパーなど |
| 受付の期間 | 通年で受け付けていることが多い | 期間や日を限定して実施される |
| 個人の関わり方 | 直接持ち込むか送る | 回収ボックスへ入れる |
つまりフードドライブは、集めた食品をフードバンクなどへ渡すための入口にあたります。
家庭から少量を出す場合は、身近な場所で実施されているフードドライブのほうが手軽でしょう。
どこで受け付けているか
お住まいの自治体のホームページで「フードドライブ」と検索すると、回収場所と実施期間が案内されています。市役所や区役所の窓口、公民館、スーパーの店頭などに回収ボックスが置かれていることが多いようです。
全国規模の団体としては、セカンドハーベスト・ジャパンが個人からの寄付を受け付けています。
詳しくは セカンドハーベスト・ジャパンの寄付案内 をご覧ください。
寄付できる食品の条件
どの団体でもおおむね共通している条件があります。細かな基準は団体ごとに異なるため、最終的には寄付先の案内を確認してください。
賞味期限が一定以上残っていること
多くの団体では、寄付を受け付けた後に仕分けと配送を行うため、賞味期限まで1か月から2か月以上の余裕を求めています。そのため「期限が切れる直前」では間に合わないことがあります。
非常食の期限は年単位で管理するものなので、半年前くらいに一度見直すと余裕を持って動けるでしょう。
未開封で常温保存できること
一度でも開封したものは受け付けてもらえません。また冷蔵や冷凍が必要なものも対象外となることが多く、常温で保存できる食品が基本になります。
その点、アルファ米や缶詰、レトルト食品、乾パンといった非常食は条件を満たしやすい食品です。
受け付けてもらえないもの
以下のようなものは、多くの団体で対象外とされています。賞味期限が切れているもの。
開封済みのもの、包装が破れているもの。
賞味期限の表示がないもの。
手作りの食品。
アルコール類。
とくに包装の破れは見落としがちなので、送る前に一つずつ確認してください。
寄付するまでの3つの手順
実際の流れはとても単純です。1 受付窓口を探す
自治体のフードドライブか、フードバンク団体のどちらかを選びます。少量であれば自治体の回収ボックス、箱単位で出すならフードバンクへ直接連絡するほうがスムーズです。
2 条件を確認して仕分ける
賞味期限と包装の状態を確認し、条件に合わないものを分けておきます。このとき期限が近すぎるものは、自分で食べる分に回してしまうほうが確実です。
3 持ち込むか送る
回収ボックスへ入れるか、団体の指定する方法で発送します。送料は自己負担となる場合が多いため、事前に確認しておくと安心です。
寄付以外に食品を無駄にしない方法
寄付の条件に合わないものでも、捨てる以外の使い道があります。地域の防災訓練で試食する
自治体や自治会の防災訓練では、備蓄食の試食が行われることがあります。参加者が実際の非常食を体験できるため、期限が近いものの使い道として理にかなっています。
職場や近所で分ける
1人では食べきれない量でも、複数人で分ければ消費できます。未開封で期限内であれば、職場に持ち寄って配るという方法も現実的でしょう。
家庭菜園の肥料にする
どうしても口にできない状態のものは、コンポストで堆肥にする方法があります。ただし油分や塩分の多い食品は向かないため、対象を選ぶ必要があります。
そもそも余らせないために
「ローリングストック法」は災害食を日頃の食事の中に組み込み、災害食として3年から5年押し入れにしまっておくのではなく、台所の一角にストック食材をおき、月1など日にちを決めて、普段の食事の中で使用していき、期限切れを防ぐ方法です。家族の人数分の1食分の食料を3食×3日分で9食分用意しておきます。
その中で、初日分を食べて、新たに買い足した非常食を最終日にあてていきます。
こうすることにより、食品のロスも防ぐことができ、非常食がブラッシュアップしていきます。
寄付という選択肢を知っておくことは大切ですが、そもそも余らせない仕組みを作っておくほうが手間もかかりません。
具体的な始め方はローリングストック法とは?始め方と続けるコツを解説でまとめています。
非常食の寄付に関するよくある質問
賞味期限が切れたものは寄付できますか
できません。食品の安全に責任を持つ必要があるため、期限切れのものは受け付けていない団体がほとんどです。
期限が切れたものの扱いは賞味期限切れ非常食はいつまで食べられる?安全な見分け方と活用術をご覧ください。
少量でも寄付できますか
できます。自治体のフードドライブは家庭から出る少量を前提にしているため、数点からでも問題ありません。
送料はどちらが負担しますか
多くの場合は寄付する側の負担となります。そのため箱で送るより、近くの回収場所へ持ち込むほうが負担は小さくなります。
寄付した食品は誰に届きますか
子ども食堂や福祉施設、生活に困っている家庭などへ届けられます。また災害が起きたときには、被災地への支援物資として活用されることもあります。
まとめ
食品ロスをなくすためにも、寄贈するか、または月1回それらの食材を食べるローリングストック法を実践することがよいと思いました。寄付をするなら、賞味期限に1か月から2か月以上の余裕があるうちに動くことが大切です。
まずはお手元の非常食の期限を確認して、半年以内に切れるものがないか見てみてください。

