普段でも食べておいしい・非常食3選


 

普段の食事としても食べられる非常食を3つ選びました

非常食は、非常時だけのために買うと賞味期限を切らしてしまいがちです。

そこで今回は、普段の食事としてそのまま食べてもおいしい3種類を実際に買って食べ比べました。

いずれも火や電気を使わずに用意できるため、ローリングストックとして回していけます。


この記事を読むと分かること

普段の食事としても食べられる非常食3種類の味
火も電気も使わずに温かい食事を用意する仕組み
3種類それぞれの内容量と満足度
期限を切らさず回していくための選び方

【比較】3種類を食べ比べた結果

先に3種類の結果を一覧にします。

商品内容量加熱味の印象
レスキューフーズ ウインナーと野菜のスープ煮160g不要(そのまま)あっさりしたコンソメ風味
江崎グリコ 常備用カレー職人(中辛)170g不要市販のレトルトと遜色ない
グリコ DONBURI亭 中華丼210g発熱剤で温めるとろみがあり具材が豊富

3種類のなかでもっとも量が多かったのは中華丼の210gです。
いっぽうスープ煮は汁物として位置づけられるため、これ1つで一食にはなりません。

つまりカレーや中華丼を主食として、スープ煮を汁物として組み合わせるのが自然な使い方でしょう。

レスキューフーズ ウインナーと野菜のスープ煮

スープ系の非常食が欲しいと思っていましたので、買ってみました。
まず、想像していたよりも具材が多いと感じました。
ニンジンやグリーンピースがバランス良く入っていたため、見た目が良く、とても美味しそうだと思いました。
非常時に食べるものですので、味についてはあまり期待していませんでしたが、思ったよりはるかに美味しかったです。
ほんのりコンソメ風味が漂うようなあっさりとした仕上がりになっていましたので、さっぱり系が好きな人は気に入ると思います。
また、ウインナーについては、パリッとしたような食感ではなかったものの、味はまずまずでした。
食べ終わるころには小腹を満たすことができていましたので、量としても満足できるものです。
総合的には、買ってよかったと思えるような非常食でしたので、たくさん買って家に保存しておきたいと思います。
レスキューフーズ ウインナーと野菜のスープ煮 3年保存 非常食 備蓄保存用 160g×12個

汁物があると食事全体の満足度が上がります。
災害時は水分が不足しやすいため、汁のあるものを混ぜておくことには意味があります。



江崎グリコ 常備用カレー職人(中辛)

カレーの非常食タイプが欲しいと思っていましたので、買ってみました。
火や電気がなくても作れてしまうものでしたので、とてもお手軽な印象を受けました。
さすがは非常食ですね。
次に、味についてです。
美味しいビーフやニンジンがたくさん入っていましたので、満足できるものでした。
市販されている普通のレトルトカレーと比べても、遜色ないくらいだと思います。
また、ご飯についても、硬すぎず柔らかすぎずといった感じでちょうどいい印象を受けました。
何より、量の多さに満足です。
ご飯は200gですので、小腹を満たすには十分な量ではないでしょうか。
総合的には、もちろん合格点です。
美味しいことだけでなく、作り方が簡単という点がうれしかったですね。
他の人にもオススメしたいです。

カレーは味が濃いため、非常食に感じやすい物足りなさが出にくい料理です。
そのため備蓄のなかに1つ入れておくと、食事の満足度を上げる役割を果たしてくれます。

江崎グリコ 常備用カレー職人中辛 (常備用・非常食・保存食) 170g ×10個

グリコ DONBURI亭 中華丼

中華丼が好きでしたので、非常食タイプを買ってみました。
発熱剤などを使って作るのですが、ガスコンロのようなものが必要ありませんので、どこでも食べられる点がメリットだと思います。
作り方も難しいものではありませんでした。
味については、非常食ということを踏まえれば十分だと思います。
タケノコやニンジン、豚肉など、豊富な具材が入っていましたし、中華丼ならではのとろみも感じられましたので、その点も満足です。
さすがに中華料理店のレベルとは言えませんが、普通に食べて美味しいと思えるくらいのものでした。
また、具の量だけでなく、ご飯の量もそこそこありましたので、小腹を満たすには十分だと思います。
私が買ったのは1食分でしたが、コストパフォーマンス的にもお得な商品だと思いますので、他の人にもオススメできますよ。
グリコ DONBURI亭 中華丼 210g×10個

発熱剤で温められるのが大きな利点です

今回の3種類のうち、中華丼には発熱剤が使われています。
これは火も電気も使わずに食品を温められる仕組みです。

どういう仕組みなのか

薬剤に少量の水を注ぐと化学反応で熱が発生し、その熱でパウチを温めます。
そのためガスコンロも電子レンジも必要ありません。

温かいものが食べられる価値

災害時に温かい食事が取れると、体が温まるだけでなく気持ちも落ち着きます。
とくに寒い時期は、この差が想像以上に大きく感じられます。

いっぽうカセットコンロがあれば湯せんでも温められるため、そちらを備えておく方法もあります。
必要なガス缶の本数は停電時にお湯を沸かす方法3つ|カセットガスは何本必要?で解説しています。

普段食べられる非常食を選ぶ3つの基準

今回の3種類はいずれも普段の食事として通用しました。
選ぶときに見ておきたい点をまとめます。

1 普段スーパーで買えるものか

専用の非常食は入手先が限られるため、買い足しが面倒になります。
その点、常備用カレー職人やDONBURI亭はスーパーでも手に入るので、減った分をすぐ補充できます。

2 1食で完結するか

ごはんとおかずが別々だと、両方をそろえる手間がかかります。
カレーや丼のようにごはん付きであれば、それ1つで食事が成立します。

3 保存期間が3年前後あるか

普段使いのレトルト食品は賞味期限が1年程度のものもあります。
常備用と書かれた商品は3年前後もつため、備蓄として数えやすくなります。

種類ごとの保存期間は非常食の賞味期限は何年?種類別の保存期間一覧で一覧にしています。

普段でも食べられる非常食のよくある質問

普通のレトルト食品でも非常食になりますか

なります。
ただし賞味期限が1年程度のものが多いため、常備用として作られた3年保存のものを選ぶほうが管理は楽になります。

ごはんは別に用意する必要がありますか

カレー職人とDONBURI亭はごはん付きなので不要です。
スープ煮は汁物なので、別に主食を用意してください。
主食は尾西のアルファ米ごはんの缶詰が候補になります。

温めずに食べても大丈夫ですか

レトルト食品は加熱調理されているため、そのままでも食べられます。
ただし油分が固まって食感が落ちるので、可能であれば温めてください。

どれくらい備えておけばよいですか

1人3日分なら9食が目安です。
すべてをこの3種類でそろえる必要はなく、アルファ米や缶詰と組み合わせて構いません。
3日分の内訳は非常食はなぜ3日分?ライフライン復旧までの日数から解説で解説しています。

まとめ:普段食べたいと思えるものを選ぶのが続けるコツ

3種類とも、非常食であることを意識せずに食べられる味でした。

とくにカレーと中華丼は火も電気も不要で用意できるため、停電したときにも役立ちます。

おいしい非常食であれば、期限が近づいたときに普段の食事として消費できます。

その回し方についてはローリングストック法とはで解説しています。


まずは次の買い物で、常備用と書かれたレトルト食品を1つ買ってみてください。
食べてみて口に合えば、そのまま備蓄の中心にできます。